
Code with Claude 東京会場レポート:AI エージェントの実装と Claude Code のカスタマイズ戦略
Zenn2026年6月にAnthropicが東京で開催した開発者向けカンファレンス「Code with Claude」の参加レポート。新モデル Claude Fable 5 と Claude Mythos 5 の発表、Claude Code のカスタマイズにおけるコンテキスト管理の重要性、MCP・スキル・フック・エージェントのスケーラビリティ評価などが紹介された。
全 4089 件 · 80 / 205 ページ

2026年6月にAnthropicが東京で開催した開発者向けカンファレンス「Code with Claude」の参加レポート。新モデル Claude Fable 5 と Claude Mythos 5 の発表、Claude Code のカスタマイズにおけるコンテキスト管理の重要性、MCP・スキル・フック・エージェントのスケーラビリティ評価などが紹介された。

Claude Code の Windows デスクトップアプリ版で会話履歴を新 PC に移行する際、作業パスが変わると履歴の slug が変わり一覧に表示されなくなる問題が発生。cwd フィールドの修正だけではアプリの索引ファイルが更新されないため、~/.claude/projects/*.jsonl と別の索引層の両方を対応させる必要がある。著者が公開した自作移行スクリプト(KanameShiga-dev/claude-code-migrate)で解決し、その過程で PowerShell 5.1 固有の罠も経験。


著者は Microsoft Copilot で複数アクションの会議予約に失敗したが、同じタスクを Claude Opus で試すと成功した経験から、Microsoft が低リテラシーユーザー向けに意図的に制限を強めていると分析。AI リテラシーの差によって同じ LLM でも計画(プランニング)が変わることを実例で示し、ユーザー教育と資格制度によるアドバンスドモード構想を提案している。

Claude Code v2.1.206 で /doctor コマンドに CLAUDE.md の診断機能が追加され、コードベースから読み取れる冗長な記述を削除候補として指摘するようになった。また MCP ツールの per-server request_timeout_ms が正常に反映されるようになり、60 秒で一律に切れていた長い処理が指定値まで実行可能に。その他 18 件の改善・修正が含まれる。


AWS MCP Server が Claude Desktop で利用可能になった。IAM ユーザーの作成、MCP サーバー設定の追加、OAuth 認証による接続を経て、S3 バケット情報取得などの AWS 操作を Claude から実行できる。権限管理により予期しない操作は防止される。


Claude Codeのクラウドジョブが生成した草稿のレビュー忘れを防ぐため、GitHub の新規ファイル検知からObsidianへの自動タスク起票までを実装。git fetch でリモートファイルも監視し、相対パス管理で重複を防ぎ、frontmatter から人間可読なタイトルを抽出する仕組みを解説。

Claude Code で自律ループが無限ループに陥ったり完了しない問題は、プロンプト不足ではなく完了条件の設計に原因がある。完了条件を「決定論的か非決定論的か」「ゴール事前明示可否」で分類し、到達型・収束型・rubric+judge型の 3 つに整理することで、各々に適した検証ゲートと脱出口を設定できる。

Claude Code v2.1.206(2026-07-09 公開)がリリース。認証期限切れエラーの修正、MCP のタイムアウト設定無視の解消、claude --resume / --continue のキー入力不応答の修正など、実務で遭遇しやすい 18 件の不具合解消と 9 件の改善を実施。/doctor に CLAUDE.md スリム化チェックが追加され、コードから推測可能な冗長記述の削減を提案可能に。



Salesforce Apex から Claude API を呼び出す際、Named Credential + External Credential でカスタムヘッダー経由に x-api-key を設定しても 401 エラーが続いた。根本原因は Named Credential の `allowMergeFieldsInHeader` が false に設定されており、ヘッダー内のマージフィールド式 `{!$Credential.Anthropic.ApiKey}` が評価されていなかったこと。true に変更することで解決。

Claude Codeのサブエージェント(Agent ツール)がデフォルトでバックグラウンド実行されるようになり、claude -p などのヘッドレス実行時にメインプロセス終了後もサブエージェント処理が未完のままになる問題が発生。カスタムサブエージェントの場合は frontmatter に background: false を追加、Skill の場合はプロンプトで明示的に同期実行を指示することで対応可能。

Papercrane-CLI は Claude Code 専用の BI ツールで、ビジネス質問をライブダッシュボードに変換できるコマンドラインツール。データへの認証アクセス、ダッシュボードワークスペース、共有可能なリンク生成を提供し、Claude サブスクリプションで無料利用可能。従来の BI ツール (Power BI・Tableau) と異なり、エージェントを中心に設計された。


Kastra は Claude Code、Cursor、Codex などのコーディングエージェントの実行時の操作を監視し、事前に設定したポリシーに照らして許可・保留・拒否を判定するツール。秘密鍵の流出や本番データベースの誤操作といった高リスク行動の前にインターセプトし、1ms 以下で評価を完了。開発者向けに無料の desktop app、CLI、dashboard、Recon scan を提供。